車検にかかるショートパーツ代とは

家のリフォームや建築を行ったことのある方は、見積書の中に不可解な文字があるのを見たことがあるでしょう。材木費用とか人件費などの他に、諸経費などという不可解なものが含まれていることがあります。これらは大昔からの伝統であるもので、具体的に何かの対価となっているものではなく、依頼を受けたという事実そのものに対してお金を払ってもらうような形となっています。見積もりにも内訳としてそういう謎の言葉が紛れ込んでいることがあるので、事前にそうした事情を知っておくことは必要なことなるはすです。車検を行う場合にも、見積もりの中に聞きなれない言葉が登場します。それはショートパーツ代というもので、少し目にしただけでは内情がよくわからないものと思えるでしょう。ショートパーツとはなんなのかというと、車検に使うグリスや洗浄剤などの消耗品を指します。これを使った代金が請求されるのですが、部品の代金と違ってショートパーツ代は原材料費と請求額との間に開きがあることが珍しくありません。

実際には十円から百円程度にしかならないものでも、請求額については千円から五千円などになってしまうことも度々起こりえます。こういうショートパーツ代などの部分で、業者の価格が本当に良心的かどうかが見えてきます。大手で幅広くやっている業者ならば部品の一つ一つも調達しやすくて安く済ませられますが、そうでないところだと部品の単価も高く、こうしたショートパーツ代も高く請求されることがありえます。価格比較などをする点にはこうした点も把握しておくと便利でしょう。